MacのQuickTime Playerのみを利用してピクチャー・イン・ピクチャーで動画撮影する方法について
こんにちは、コンサル部@大阪オフィスのTodaです。
リモートワークになってからお客様への説明はMeetやZoom,社内への説明は動画録画による説明が多くなっています。
MeetやZoomの場合は画面共有をした場合、共有画面 + カメラ画面と表示することが出来るのですが、社内説明や勉強会の録画の場合は画面を録画して音声にて説明をする流れが多いかと思います。
ピクチャー・イン・ピクチャーで動画を保存する方法として1人Google Meetによる録画や、専用ソフト、Blackmagic Design ATEM Mini(ハード)を使う方法がありますがどれもすこし面倒くさいところがあります。
もっと簡単にサクッと録画できないか???ということでMacに初期で導入されているQuickTimeを利用する方法をご案内します。
前提条件
Mac PCのみご利用いただけます。
Windows PCは未検証になります。
実際に対応してみる (解説動画お試し)
実際に対応してみる
QuickTimeの起動
Mac アプリケーションからQuickTimeを起動します。
カメラによる撮影
QuickTimeのメニューから[ファイル] > [新規ムービー収録]をクリックします。
カメラにて撮影が開始されますので録画予定の画面に縦横のサイズを変えて配置します。
カメラ表示を手前表示
資料の表示よりもカメラ表示が手前にくるように設定します。
QuickTimeのメニューから[表示] > [常に手前に表示]をクリックします。
上記をすることで資料よりも前面にカメラの画面表示がおこなわれます。
画面収録
QuickTimeのメニューから[ファイル] > [新規画面収録]をクリックします。
取り込み範囲の選択ボタンが表示されるため収録メニューの[画面全体]または[選択範囲]を指定して収録をクリックします。
上記でピクチャー・イン・ピクチャーの動画が収録可能です。
こういうときどうする?
カメラ画像側に録画ボタンが表示される
録画ボタンが表示される場合は、映像部分を1度クリックして画面外にカーソルを移動する事でボタンが非表示になります。
PowerPointのプレゼンテーションモードでカメラ映像が消えた
PowerPointのプレゼンテーションモードの場合、手前に表示よりも優先されるため表示ができません。
また、Googleスライドにてご利用の場合は、プレゼンター表示をご利用いただくことでカメラ表示を維持して対応が可能です。
さいごに
QuickTime Playerのみでピクチャー・イン・ピクチャーの動画撮影をする方法をご案内いたしました。
お客様への動画による説明や、勉強会などご活用頂ける場があるといいなと考えております。
少しでもお客様の作りたい物の参考になればと考えております。
今回試験的に動画による短い説明を追加しています。